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- ┃ SX-WINDOW用 目次シェル ┣┓
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- ┃ DC_VIEW.X Version 1.66 ┃┃
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- ┃ Programed by 小笠原 文彦 ┃┃
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- ┃ 1997. 5.23 ┃┃
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- ● このプログラムは
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- SX上でも電脳倶楽部が読みたくて作りました。DSHELLのSX版のつもりで
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- す。"TYPE=" のコマンドでは今回から DOS用のプログラムの実行にも対応しま
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- した。ですが、SX上から動作させても仕方がない場合もありますし、害があ
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- る場合もあるかも知れません。気をつけて実行して下さい。今回のバージョン
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- アップ内容については、VER_UP.DOC をご覧下さい。
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- 開発はX68000XVI、SXver3.1です。これ以外の環境では動
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- 作を確認していませんが、SX開発キットを使用しているので、SXのバージョ
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- ンは2.0以降対応になると思います。
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- このプログラムはフリーウェアとします。
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- ● インストール方法
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- DC_VIEW.X と DC_VIEW.LB を適当なディレクトリにコピーして、ダブルクリッ
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- クで起動後、電脳倶楽部のMOKUJI.DOCをドロップして下さい。
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- または、MOKUJI.DOCのアイコンにアイコンメンテで、
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- 実行ファイルを "DC_VIEW.X"
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- 実行オプションを "%"
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- と指定して起動して下さい。
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- いちいちMOKUJI.DOCを探すのは面倒だ、という方は後述するリストファイル
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- を作成し、これをドロップするかアイコンメンテで登録して下さい。
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- ● 使用方法
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- 基本的にはDSHELLと同じ(つもり)です。マウスの左右ボタンダウンで上下
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- スクロールし、 ◎をクリックすれば "TYPE=" 書式の実行、両ボタンダウンで
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- 復帰します。 また、シフトキーを押しながら◎をクリックすると、"TYPE="の
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- うち "EXE","CLI" の場合には、実行用のバッチファイルを作成します。 バッ
- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- チファイルは DC_VIEW.X の存在するディレクトリに DCV_COM.BAT の名前で作
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- 成しますので、これを実行して下さい。但し、すべての場合で実行できる訳で
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- はありません。また、ファイル読み込み時に DSHELL の真似をしてプログレス
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- バーを表示するようにしました。ただし、常に表示はせず、ファイルサイズが
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- 大きい(20KB以上)か、カットファイルが2つ以上ある時だけです。
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- ● コントロールについて...
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- ウィンドウの下部にあるコントロールでは以下の操作が行うことができます。
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- 「文頭、文末、前項、次項、前区、次区、前行、次行」 DSHELLと同じ。
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- 「検索」 文字列入力ダイアログが表示されます。検索したい文字列を入力
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- して全域検索or次検索ボタンを押して検索を行います。見つかった文字列の行
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- にアンダーラインが表示されます。
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- 「全域」 「検索」で設定した文字列の検索を、文頭から行います。検索文
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- 字列が設定されるまではインアクティブで、実行できません。
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- 「次検」 「検索」で設定した文字列の検索を、前回検索した場所から行い
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- ます。検索文字列が設定されるまではインアクティブで、実行できません。
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- 「演奏」 演奏を再開します。
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- 「停止」 演奏を停止します。
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- 「スライドボリューム、復帰」 DSHELLと同じ。
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- ● メニューについて...
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- メニューはウィンドウのタイトルバーで表示できます。
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- 1.このプログラムは...
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- 自己紹介ダイアログを表示します。
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- 2.ドライブパス設定
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- 電脳倶楽部ファイルのパスを指定するダイアログです。これは、電脳倶楽部
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- を普通に起動した場合にはフロッピーの0はAドライブ、1はBドライブに決
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- まってますが、SXはおそらくHD起動でしょうから、フロッピーがAドライ
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- ブ・Bドライブに設定されているとは限らないためです。
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- 具体的には、SX起動時のドライブ構成が、
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- A: ハードディスク(SCSI)
- B: ハードディスク(SCSI)
- C: 2HD(1MB) <-- 電脳倶楽部のAディスク
- D: 2HD(1MB) <-- 電脳倶楽部のBディスク(展開ディスク)
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- という場合には、AドライブはC:、BドライブはD:に置き換えることにより、
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- 電脳倶楽部ファイル自身に変更を加えずに処理できるようにするのです。置き
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- 換えはドライブ名だけではなくディレクトリも対象にできます。電脳倶楽部を
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- HDとかMOにインストールして使ってらっしゃる方もいるでしょう。その場
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- 合には、DRIVE.XやSUBST.Xで仮想ドライブ設定をされていると思いますが、そ
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- れと似たような手続きをする訳です。
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- ただし、ここで設定を行わなくても、以下の場合に限り、Bドライブのパス
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- を自動的に設定します。
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- まず、MOKUJI.DOC(大文字)が "・・・\QS(QUICKSTART)\"にあり、
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- i) QS\ がルートにある場合は(フロッピーディスクから読み込んだ場合等)、
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- その次のドライブをBドライブとして設定します。
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- 例えば、C:\QS\MOKUJI.DOCを読み込んだ時は、
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- Aドライブを、C:\
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- Bドライブを、D:\
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- に設定します。
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- ただし、VOL88で導入された、Cドライブは、E:\ に設定してしまいます
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- が意味がありません。適宜設定し直して下さい。
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- ii) i)以外の場合はQS\があるディレクトリの名前を調べて、これをAドライ
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- ブとして設定します。このディレクトリの名前が "A" あるいは "1" で終わっ
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- ている場合には、"A" を "B" に、"1" を "2" に置換した名前をBドライブと
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- して設定します。例えば、B:\電脳倶楽部\088\A\MOKUJI.DOCを読み込んだ時は、
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- Aドライブを、B:\電脳倶楽部\088\A
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- Bドライブを、B:\電脳倶楽部\088\B
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- 本バージョンからは新たに、
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- Cドライブを、B:\電脳倶楽部\088\C
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- に設定します。また、MOKUJI.DOCが "・・・\QS(QUICKSTART)\"にない場合(別冊
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- の自由軟盤など)には、MOKUJI.DOCがあるディレクトリに対して同様の操作を
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- 行います。
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- もちろん、電脳倶楽部のファイル構成がオリジナルと同じでなくては、正常
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- にファイルを読み込むことはできません。
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- iii)パスの自動設定時に、B・CドライブパスをAドライブパスと同一にする
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- ためのチェックボックスを追加しました。1号1ディレクトリで管理している
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- 方専用です。
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- 3.画面表示諸設定
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- スクロール行数(1~6)、カットファイルの表示の有無を設定します。ま
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- た、マウスポインタの指す行を表示するかどうかを設定します。オフにした場
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- 合は画面表示中の最上行の行数を表示します。
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- 次のチェックボックスでは画面表示を16/24ドットで表示するかどうかを選択
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- できます。
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- 4番目のチェックボックスは下階層の文書を読み込んでいく場合に、すでに
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- 読み込んだことのあるファイルをメモリ上にキャッシュして、復帰時の再読み
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- 込みを省くモードにするかどうかを選択します。目次ファイルにカットファイ
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- ルが多く含まれる場合(CD版電脳倶楽部など)のためです。
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- 最後のラジオボタンでは、文字色と背景色をそれぞれ設定することができま
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- す。ただし、カットファイルについてはこの設定により表示色は変化しません。
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- このダイアログの項目はプログラム終了時にリソースに記録されます。
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- 4.起動プログラム設定
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- PCM,ZMS,PIC,KT について、それぞれに対応したプログラムを設定して再生
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- (表示)を行います。ZMSに関してはZMUSICの常駐が必要です。またPICについ
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- ては文書のコマンドライン上で"PIC"あるいは"JPEG(ED)"と指定されているも
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- のしか起動しません。これらの起動後、本プログラムから終了通知を行うかど
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- うかをチェックボックスで指定して下さい。 オプションは適当にどうぞ。
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- 初期設定は PCM は IOCS、ZMS は ZMUSIC のファンクションコール、PIC は
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- 表示しない になっています。 この項目もプログラム終了時にリソースに記録
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- されます。
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- 5.カレントディレクトリのオープン
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- 現在表示されているファイルの存在するディレクトリウィンドウを表示しま
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- す。適宜御利用下さい。
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- ● リストファイルについて
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- HDやMOに電脳倶楽部をインストールしている場合には、MOKUJI.DOCがど
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- こにあるかを記述するリストファイルを作成することで、簡単に各号の閲覧が
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- できるようになります。リストファイルとは、MOKUJI.DOCなどと同じ形式のテ
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- キストファイルです。たとえば、
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- ◎ VOL83 TYPE=DCV:H:\VOL83A\QS\MOKUJI.DOC
- ~~~
- と記述すれば、◎をクリックすることで H:\VOL83A\QS\MOKUJI.DOCを読み込み
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- ます。復帰すればまたこのリストファイルに戻りますから、また別の号を読み
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- 込むことができます。ここで、TYPE=DCVとなっているのは、TYPE=DOCとすると
- ~~~
- 前述のファイルパスの変換を行ってしまうため、本プログラム固有のコマンド
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- を用意して記述通りのファイルをアクセスしています。また、このリストファ
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- イルは拡張子は.DCVとして下さい(別にそうでなくても動作はしますが、リス
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- トファイル読み込み時にウィンドウタイトルをクリアするために)。リストファ
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- イルのサンプル(電クラ.DCV)を参考にして環境に合わせて書き替えて下さい。
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- ● うまく動作しない "TYPE=" 書式について
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- TYPE=DOCについては大丈夫だと思います(祈っています)。
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- TYPE=EDE,EXE,CLIについては、カレントパスの変更を "CD=..." で行わずに、
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- コマンドとして、例えば VOL.68~70 などに見られるように、
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- "TYPE=EDE:+:CD \GAROU||PIC M_SNOW;\QS\GAROU68.DOC;CD \QS"
- ~~~~~~~~~ ~~~~~~
- などとして設定しているものは、うまくいきません。回避策として、上記のよ
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- うな場合は、
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- "TYPE=EDE;CD=\GAROU:+:PIC M_SNOW;\QS\GAROU68.DOC <-- "CD \QS" は削除
- ~~~~~~~~~~~
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- などと、書き換えて頂けば動くようになります。しかし、同時にDSHELLも最新
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- 版(例えばVOL.83のものとか)に差し替えておかないと、今度はDSHELLからの
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- 起動時にハネられてしまいますので注意して下さい。
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- 最近の電脳倶楽部(VOL.71以降)では、そういう書式はあまりないとは思うの
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- ですが。
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- ● 参考文献
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- SX-WINDOWプログラミング(および追補版) 吉沢正敏著
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- 電脳倶楽部13号に掲載されたCUTTYPE.Xのソース
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- SX-WINDOW開発キット(サンプルプログラム) シャープ株式会社
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- Z-MUSICシステムVer.2.0マニュアル Oh!X編集部/西川善司
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- ● 使用したツール
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- XC Ver2.1(ライブラリ & MAKE.X) シャープ株式会社
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- SX-WINDOW開発キット(ライブラリ) シャープ株式会社
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- Z-MUSICシステムVer.2.0(ライブラリ) Oh!X編集部/西川善司
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- GCC X68000 真里子バージョン Based on GCC 1.42 Cマガジン12月号付録
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- HAS X68k High-speed Assembler v2.55 Copyright 1990,91,92 by Y.Nakamura
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- HLK X68k SILK Hi-Speed Linker v2.29 Copyright 1989-93 SALT
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- 以上の文献、ツールの作者の皆さんに感謝します。
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- ● 最後に
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- 私個人が電脳倶楽部を楽しむために、勝手に作っているプログラムですが、
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- もし気に入って使って頂けたなら嬉しい限りです。不具合点や感想などあれば、
-
- 以下までメールでご連絡頂ければ幸いです。
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- 小笠原 文彦 Nifty CXK03026
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- (EOF)
- STR@ P